休日。
一歩も外に出たくない日もあります。
そんな時は、映画!
新しい映画より、好きな映画を何度も見る方が好き。
そんなわけで、ロンドンが舞台の作品を立て続けに3本!
ガイ・リッチー祭り やっちゃいました。
彼の作品は、シューズと洋服と音楽が、スタイリッシュで好きなんですよね〜♪
イギリス人あるある満載なところも、ほんと大好き!監督は違いますが、も一つ大好きな映画『Shaun of the Dead』でも、今回の1本でも、何も解決していないのに、とりあえずパブに行く、ってところ。その詰めの甘さが、パね〜ところが、ほんとツボ。
そして、どんな映画でも、シューズ、ブーツはチェックします。裸足のシーンでは足指、足裏など足のチェックもします。例えば、映画を見ながら話す内容が、「サミュエル・L・ジャクソンって、Aウィズだよねー」みたいな。完全なる職業病です。
今回の3本の映画でも、よくレザーソールが出てきます。そこも意味があるんですよ、意味をもたせているんですよ。『Snatch』では、レザーソールのシューズを履いた2人が、泥で汚れないように、プラスティックバッグをシューズにかぶせているシーンもツボです。
コブラーが再現!
雨が急に降るので、実際ロンドンではよく見る光景なんです。おばあちゃんがダントツ1位でやっていました。それも必ずと言っていいほど、ブルーとホワイトのプラスティックバッグ。しかも頭にもかぶって持ち手をあごのところで縛っているおばあちゃんも。超ラブリーで、なつかしい〜〜
シューズをプラスティックバッグでくるんだそのシーン。「何かを彷彿とさせるねー」「ヴィヴィアン・ウエストウッドのバッグブーツって、実はこれからインスパイアされてるかも?」とワンシーンで妄想が広がる広がるw
ヴィヴィアン・ウエストウッドのバッグブーツ!
発想は雨の日のプラスティックバッグで包まれたシューズのはず!
作品を見ていると、ガイ・リッチー、ヴィヴィアンともにストリートの何気ない日常からも、インスパイアされていると思うんです。だって、ロンドンにはたくさんのアイディアとインスピレーションがストリートに漂って、そして空から音楽と共に降り注いでいるから。それを拾い上げて、丹念に紡ぎ上げ、時にはぶっ壊したり*、また集めたり。
音楽と共に降り注いでいる、で思い出した!何かの映画で、ポートベローロードのシーンなんですけど、音楽が降っているんですよ。そんな風に感じるシーンが印象的でずっと残っていました。そして、渡英したんですが、ポートベローで働いている時、やっぱり音楽が降っていて、びっくりしました&その音楽を降らせているおじいちゃんとお話しすることができたんです!「僕は、音楽をかけているんじゃない、降らせているんだ」、と。やっぱり降っていたんだ!とすごく感動しました。天上の音楽が地上界に降り注ぐような降りかたなんですよ!ロンドンは不思議な町でもあるから、夢がかなったり*、偶然じゃない出会いがあったり*。人生最高!ロンドン最高!
*は、本編長くなりすぎたので、またいつか〜
今回見た1本『Lock, Stock and Two Smoking Barrels』の、強盗(略奪)に行くシーン。その時に着て行く服が、ワークコートなんですけど(カタギ感出すためなのかな)、私たちが着ているワークコートのヴィンテージなんですよ!4人とも着方が微妙に違ってて、そこがかっこいいなー、凝ってるなー、って感心しました。
映画の余韻で、私もやってみた!
持っているミットランド銀行の袋は、ロンドンで働いてる時に、コブラーショップ倉庫で見つけて、もらったもの。ワークコートはもちろんMade in England !!
Clashの曲もかかる、ガイ・リッチー映画。機会があれば是非観てほしいです!