1950年公開 靴磨き少女に扮する 美空ひばりさんの名作 東京キッド
昭和10年生まれのお客様のCHANEL/シャネルのシューズ
1950年(昭和25年)映画公開当時、お客様15歳
美空ひばりさん13歳
お客様から戦後のお話も伺いました
飢えてやせ細った子猫を家に連れて帰ったら、「人間の食べるものもないのに」とお母さんに叱られてしょんぼりしていたところ、ご近所の外国人のおばあさんが猫のご飯の世話をしてくれたこと
それ以来「猫は切らしたことがないの、ずっと猫ちゃんを保護しているの」と
今も2匹の猫ちゃんを保護して可愛がってらっしゃいます
ビニール袋に入れられてゴミの日に捨てられていたところを保護したそうです
やさしい人に保護されて本当によかったね
シャネルのシューズはヒールの交換、レザーソールの保護ラバースティックオンソール、外反母趾が当たるので親指が当たるあたりをストレッチ(イタリア製の業務用ストレッチャーで幅を伸ばします)のご依頼でした
「昔は履けたのに今はキツくなっちゃって」特に50代以降のお客様からよく聞くセリフです。
これね、原因があるんです。靴のせいじゃないですよ、みなさんそうしたがるけどw
でも今回のお客様はわかっていらしたんです
外反母趾になった原因も
そのために5年前から足を鍛えているそうです
自分が80歳になった時にそこまで自分の体に責任を持っていられるのか?と考えてみると、すごいことだと思います
ペディキュアに行く時のエルメスのサンダル
冬に一番履きやすいブーツはタニノクリスティー
シューズやバッグもちゃんと良いものを本当に長く愛用していらっしゃる
そして良いものは長く愛用できるんだということを教えていただいています
わたしも思い描いている30年後、40年後像があります
かわいい、かっこいいおばあちゃんになった時のヴィジョン大事ですよ
積み重ねていくこと
今はまだ遠くってはっきり見えてないけど 確実に今の積み重ね
感じたこと 出逢う人 ファッション ヴィジョン なんでも自分
好きなこと だーいすきーなこと
形にできるんだ!昭和10年生まれのお客様から学んでます!
モヒカンのかっこいいおばあちゃんになってやる!!
美空ひばり 『東京キッド』1950年9月9日
[youtube]https://youtu.be/UJ_aKUob-IY[/youtube]