CROCKETT&JONES CAVENDISH タッセルリペア 

CROCKETT&JONES CAVENDISH  BLACK CALF

http://www.crockettandjones.com/product/cavendish-black#.U-G48Fb9pz8

クロケットアンドジョーンズ カベンディッシュ ブラックカーフ タッセルローファー

タッセル部分がちぎれかけました、とご相談を受けました。

力を入れて引っ張ってしまうとタッセルの部分もコードの部分もちぎれてしまいますし、タッセルを持ち手代わりにしてしまうと切れてしまいますよ。気をつけてくださいね。

コードとタッセルをイギリスより入手。構造もクロケットアンドジョーンズに再度確認。

タッセルは各ブランドによって作り方が様々です。

たとえば、LOAKE/ロークのタッセル

こちらは、CARMINA /カルミナのタッセル

比較例として撮影していて、タッセルが取れているのに気づきました。お返しする前に気づいてよかったー

シューズを作るときには平面から立体にしていきますが、リペアは立体になったものを立体のまま作業します。

分解できるような状態であれば分解するしかないのですが。。今回は履きおろす前なので皺一つない状態。。気を使う作業です。。

タッセルは縫いがかかっています。この糸も同じ物がコブラーショップにありますので、違和感なくリペアすることができました。

ちなみに、CROCKETT&JONES CATESBY/キャッツビー ですが、シューレース(靴ひも)交換の度にタッセルの縫いを外す必要があります。

こちらも縫いに使う糸は、オリジナルとまったく同じ物でのリペアが可能ですので、ぜひご相談ください!

 

 

 

 

カテゴリー: CROCKETT&JONES タグ: , , , , , , , , , , , , パーマリンク