ソールとのバランス、兼ね合いはありますが、範囲内であればヒールの高さを調整することが可能です。
Before
今回はヴィンテージということもあり、レザーブロックのコンディションを考慮し、イングランドのレザーブロックでまるごと交換いたしました(3段)が、問題がなければ、1段アップのみでいける場合もありますので、状態、状況に応じてご案内させていただいております。
一般的にヒールは交換する部分(トップリフト)とヒールブロックで構成されております。
シューズの聖地 Northampton/ノーザンプトン(英国)シューズ ヴィンテージです。
どこからどこまでが交換する部分なのか、仕様がわかると、履きすぎにも気をつけることができると思います。
トップリフトを超えて履いてしまう方が多いので、ぜひ覚えていただきたいと思います。
履きすぎてしまったヒールを「木が出てきちゃったんです」という方も多いですが、木の場合もありますけれど、概ねヒールブロックは革の積み上げでできておりますので、その部分まで履いてしまった、ということになります。
もちろんヒールブロックの積み上げ補修は可能ですが、ヒール交換+ヒールブロックの積み上げ補修になりますので、金額が変わってしまいます。
最近の流行りなのでしょうが、メンズのシューズでもトップリフトの厚さがたった1〜2mmしかないため、いつものノリで履いてしまい、あっという間にヒールブロックまですり減らしてしまう方も多いのでご注意くださいね。
また、ヒールとブロックが一体型になったものや側面の加工でトップリフトとヒールブロックの境目がわかりにくいものもありますので、どこまで履いてよいのか悩む場合もあると思います。履き下ろす前に、ヒール交換のタイミングをお伝えいたしますので、お気軽にご来店くださいませ!
お待ちいたしてますにゃ