女心。秋の空ほど移り気とは思いませぬ。
むしろ『見て!見て!また買っちゃったの〜。かわいいでしょ♡』と新しいシューズやブーツをシューリペアショップに預けにいらっしゃる姿がかわいらしくて。
移り気やきまぐれで買っているわけではなく、かわいいの〜、一目惚れなの〜、と女心に忠実な彼女たちに好意を抱かずにはいられないほどです。
おひとりおひとり個性的でいらっしゃるけれど、好きなもの(色やヒールの形)は変わらないので、お持ちになるいろいろなシューズにご自分らしさや統一感があり、世界観が垣間見えるのです。
最近見つけたお気に入り画像です。女子の頭の中がシューズでいっぱい(笑)
『わたし、○○(地名)のイメルダなの〜』と自虐ではなくうれしそうにおっしゃる方がひとり、ふたりじゃなくいらっしゃるここ青山。
それがただの蒐集家ではなく、実際にお使いになり、いつどこで買ったシューズなのか、どんな想い出があるのか、そういったお話もいつも楽しく、女心ってステキだなーと思うのです。
そんなシューズに対する女心のひとつに『ヒールの曲線美』がございます。
またしてもヴィクトリアンブーツ自慢ですが、曲線が織りなす美の骨頂といっても過言ではないと思います。
ヒールに対する美意識は脈々と受け継がれていますので、その美しいヒールが折れたり、折られたり、割られたり、削られて短くされたときの哀しみようといったら計り知れないものがございます。
そんな哀しみに暮れるレディたち、特に10cm以上のヒール、いわゆる4インチオーバーのピンヒールが折れてしまったとき。。。
『オリジナルより低くしないでほしい…..』と哀しみを乗り越えようとする期待と希望に応えたい!
というわけで、イギリスよりジミー・チュウ、マノロ・ブラニク、クリスチャン・ルブタン、セルジオ/ジャンヴィト・ロッシ…など美しいシューズに適したヒール本体を取り寄せました。
とにかくこの曲線美。その上すらっとした4インチオーバーのフォルム。
折れてしまった際には、美しいヒールで、ヒール本体の交換をおすすめいたします。