ヴィヴィアン・ウエストウッド/プロパガンダパイレーツブーツ郵送でのご依頼です。
ご希望箇所のリペアのご要望をメールにてご相談後、現品を確認させていただき、今必要かつ最良のリペアをご提案させていただきました。
レザーソールが摩耗してます。ソールの中心の色が少し違うところを押すと、へこみかたでわかるのですが、もう少しで穴があきかけるところです。
つま先の方からソール自体もはがれてきてしまっています。
ハーフレザーリソール+スティックオンソール、ヒール交換、レザーベルトのケアグッズのご使用をおすすめいたしました。
古いレザーソールを取り去り、張り替えていきます。ソールエッジのトリムもオリジナルと同じラウンドで仕上げます。
レザーソールのままお返しせずにスティックオンソールも同時におすすめしたのは、ご郵送でのご依頼ですので、最初からソールを保護した方が新しく作成したレザーソールのラウンドトリムを活かせると思いましておすすめしました。
ラバースティックオンソールする時に丸みのあるラウンドトリムを削ってしまうと台無しになってしまいます。
『ラバーはソールを保護する物で、あくまでも主役はソール。だからStick on Solesなんだよ』ということをロンドンコブラー時代に習いました。
真横から見ることって、お渡しするときのカウンターの上で、やお手入れをするときだけかと思います。上から見た時にはラバーは主張していないですよね。
ロンドンに住んでいる頃、プライベートのヴィヴィアン・ウエストウッドを見かけたことがあります。
くしゃくしゃの髪型や着古したライダースジャケット、最高にかっこ良かったです。
ヴィヴィアンのデザインは履き込んでいく中でのデストロイ感やオールド感も計算していると思います。
This is Britain
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