当店は特殊なリペアだけではなくて、ヒール交換をはじめとして女性のお客様が多いのですが、特色を出そうとブログは今までそういうノリでした
画像だけは撮りためていてご紹介が遅れていましたが、今回お伝えしたいこともあり、レディースのヒール交換やスティックオンソールやハーフリソールなどのご紹介していきたいと思います
東京青山で、いえ日本で、シューリペアショップをはじめてからまだ1年ちょっとですから、お客様のシューズがすでに他店で修理されていることがあります
そのやり方が ん? な場合は『どこで修理したのですか?』とお伺いしています
次回その靴修理店で修理した方がいた場合には、作業に入る前に事前にご説明が必要だからです
事前にご説明しないと、すでにヒール本体が割れていたり、折れていたりすることがあるからです
ん?なヒール交換とは、
細いピンホール(穴)に太いピンを打ち込んで、ヒール本体が割られていたり、
古いピンが何回も詰め込まれていたり、
瞬間接着剤で固められていたり、
木屑が詰められていたり、
ピンを入れる穴が広げられていたり、
ピンを切って虫ピンみたいなので留めてみたり。。。
ひどいですね
靴の修理なんて、
しかもヒール交換なんて、
どこでやっても同じ、と思っていませんか?
こんな小さなパーツ、どこでも同じじゃないの?と思っていませんか?
適切なパーツを取り揃え、真剣に考えてくれる職人さんにリペアしてもらわないとリペアのやり直しになります
結局リペアのやり直しになると、その分またお金もかかります
直るのならいいですが、壊されていて二度と履けなくなっている方が多いのです
画像をご覧ください
左が他店のヒール交換でついていたものです
右は当店のものなのですが、本来ならばもっと細いピンのもので交換しなければならないので、当店ではこの太さは使いません
比較のため並べましたが、ピンの長さも右のものくらい必要なのです
そのため細さ、大きさ、そのシューズにあった適切なパーツで作業しなければならないのです
他店では、太いピンを細いピンホールに入れるために、左のようにグラインダーで削って差し込むようです
手で簡単に回せるくらいヒールが不安定で、ちょっと歩くとぶっ飛んでなくなってしまっているか、不安定で歩きづらいそうです
運よくくっついていても、短く切って削る時に熱が加わるため、減りも速いんです
減り云々よりも肝心なことですが、削ったピン先の方はななめに切って差し込めるのかもしれませんが、根元の方はもちろん太いので、細いピンホールに差し込むだけで、もとの細い穴を広げたり、ひどい場合はヒール本体(プラスチック製なので)を割ったり、ひびを入れることになります
修理の段階で割れていなくても、歩くことで打ち込むことになりますからヒール交換後に割れてしまうこともあるのです
トップリフトは面積が少ないと何度も交換しなければなりませんよね
その分ピンを入れるパイプ(交換は可能なのですが)に負担もかかります
適切なパーツとリペアは、当店で!