ここ最近でおすすめ&人気のソール交換をご紹介します。
当店独自にソール側面にイングランド規格のストライプをつけます。
名付けてロンドンストライプ。
私物シューズのソール交換の際に誕生しました。
ロンドンポートベローマーケットで見つけたシューズ。
色もデザインも好きなので、持ち主に話しかけてみると、
『このシューズ好きなんだけどさ、フランス製だから物はいいと思うし、センターシームがかわいいんだけど、履いていてなんだか頼りないというか。。。』
『ぼくCOBBLER(靴修理職人)なんだよ、ちょっと見せてくれる?』
『あんたCOBBLERかい。じゃわかるだろ、このシューズ Just Grue it だろ?』
『そうだね、セメンテッド製法だね。でも気に入ったからTry on(試着)させてくれる?』
という会話があり。サイズもちょうど良かったのです。
この職業COBBLERの好きなところは、何製法であろうとも、その製法なりに長所も短所もあるけれど、長所は活かし、短所は良い方向(丈夫にするなど)にできることです。
必要があれば自分で直せばいいか〜と思えるのであまりJust Grue it(セメント製法ってことですね)のは 気にせず、話もおもしろいお兄さんだったし譲ってもらったのでした。
帰国して梅雨明けか台風後か忘れてしまいましたが、ソールが外れてしまいました。
以前のソールの画像は取り忘れていますが、確かレザーソールでヒールブロックも一体のユニットだったような気がします。
以前の持ち主はそんなに履かなかったといっていましたが、自分で結構履いたので指のあたる部分、画像左端の部分に破けた箇所があります。
気持ちのよい素材、帆布かヘンプ布で修理したかったので、フットベッド(中底)からまるごと取り替えることにしました。
なかなかできない内側の汚れをクリーニングすることもできるし、ユーズド品は中底まで変えてあげるとフレッシュになりますよ。
To be continued……….