サルトルのブーツを履いている方すごく多いですね。9/22ブログでレザーでのソール保護をご紹介しました。今回はラバーでのスティックオンソールご紹介です。
前面の一段高くなっている部分のステッチ(縫い目)が切れてしまうとソールが剥がれてきてしまいます。そのままにしておくと剥がれていく部分の重みで、もれなくその上のソールも剥がれてしまいます。2枚のソールを縫い上げている造りなのです。
下のピンクの矢印が擦れていないステッチ、上が擦れている部分です。ブルーの矢印から剥がれてくる/すき間が空いてくるケースが多いです。
つま先部分もステッチを擦って切りやすいのでつま先部分から剥がれてくる場合もあります。その場合はつま先の補修/補強が必要になります。
重傷ではないかぎり現状のまま剥がれるのを防ぐことは可能ですが、なるべくでしたら早めにレザーかラバーでスティックオンソールして保護してください。その際はサルトル独特の波のようなラインでスティックオンソールしますのでご安心くださいね!
最近お話を伺っているとレインブーツがお好きではないお姉様方って、サルトルジョッキーブーツをレザーソールのままレインブーツ代わりにしているみたいですね。。。
レザーソールのまま履いて、履いて、履きつづけてしまったなら。オリジナルと同じようにしてフルソールかハーフソールでもリペアは可能ですから、『すでに何も保護しないで履いちゃったんだけど、もうダメ?』と思われている方はご相談くださいね♪
ただ、雨で濡れてそして乾いてを繰り返すと、ウェルトや中物や中底まで損傷することもありますので、大手術になる場合もございます。突如降られた雨以外ではおすすめできる履き方ではないですのでご注意ください。
ラバースティックオンソール + ラバーヒール交換
ラバーでの利点はレザーを保護していますので、突然の雨に履ける仕様だと思います。
レザースティックオンソール + クォーターラバーヒール交換
それでもレザーソールの履き心地、側面から見たときの仕上げの美しさ、通気性などラバーには変え難い魅力があるのも確かです。
みなさんのお好みはどちらですか?