セディショナリーズのリペアご依頼いただきました。お預かりしている間、たくさんの方々に自慢をさせていただきました。ありがとうございました。
ロンドンでのシューリペア修業時代のことですが、ヴィヴィアン・ウエストウッドのスタッフがレギュラーカスタマーの一人でした。カムデンタウンのシューリペアショップからパディントンのシューリペアショップに変わった時も探し出して来てくれるほど、腕を気に入っていただいていました。
もちろんその方はいろいろなヴィヴィアンシューズをお持ちで、お預かりしてその一足一足と向き合うと、デザイナーではない自分でさえもすごくインスピレーションをもらっていました。
ヴィヴィアン ウエストウッドの父親の職業が、シューメーカー(コブラーという説もあります)というのも納得がいきます。彼女の作るシューズは独創的な中に基本や伝統がしっかり詰まっていると感じることが多かったからです。